01/17/10(Sun)
東麻布 散歩コース
今年も東京タワーに期間限定で年がライトアップされました。去年はミスしちゃったのと、今年のはライトがクルクル動いてきれいだったのとで、今年は撮りに行くことに。(といっても、クルクルは写真だとわかんないことに途中で気づく・汗)

いつものようにさっと行ってさっと撮るパターンではつまらないので、途中で寄り道をしつつ、東麻布界隈を散策してみることにしました。



赤羽橋駅前
ここからお散歩をスタート。赤羽橋の交差点をわたり、桜田通りを北に進んで最初の道を左に曲がります。

前にここの裏にある「東麻布 逢坂」に来た時に見つけたバー。ちょっと良さそうなので今度入ってみたい。

公園の手前を右に曲がると、ここにも良さそうなイタリアンレストランを発見。私が通った時は閉まっていましたが、お店の外にたくさんのからすみが干してありました。(太っ腹?)

喫茶さくら
オレンジページの「ようこそ 東京」で取材先を探していた時、編集さんと一緒にお茶した古い喫茶店。ここが東麻布商店街の端っこです。この前の交差点からは東京タワーがよく見えます。

ポイントA
進行方向のちょうど真ん中に六本木ヒルズが見えます。寄り道して左側にちょっと進むと、麻布十番の高層マンションのグリーンのガラスに東京タワーがきれいに映っているのも見えます。



こんなところにおしゃれなギャラリーが。キリスト教美術関連や陶磁器、ガラス類が展示されているようです。




とっても素敵な焼き物のお店がひっそりとあるのを発見。古賀末廣さんという方の作品を中心に、主に唐津焼を扱っているとのこと。デパートの半額になっているそうです。居心地のよい空間に素敵な焼き物がお洒落に並んでいて、是非再訪したいお店の1つになりました。

狸穴坂(まみあなざか)
ここを右に折れて狸穴坂に入ります。「まみ」とは雌ダヌキ、ムササビ、またはアナグマの類で、昔その穴が坂下にあったというのが名前の由来。坂道に詳しいタモリさんが絶賛している坂道の1つだそうです。ちなみに「タモリのTOKYO坂道美学入門」によると、坂道を鑑賞するポイントは次の4つ。

  1. 勾配の具合
  2. 湾曲のしかた
  3. まわりに江戸の風情をかもしだすものがある
  4. 名前に由来、由緒がある

ふむふむ。これからはこれを踏まえて坂道を歩くことにしよう。(って、実は帰ってきてから知った私)

狸穴マンション
田中康夫の「ブリリアントな午後」という小説の主人公が、狸穴坂にあるマンションに住んでいるという設定なのだそうですが、もしかしてここかな?なんて思いながら通り過ぎました。かなり古そうです。

坂を上りきると外苑東通りにぶつかります。この右側はロシア大使館です。





鼬坂(いたちざか)
外苑東通りで左に曲がって少し進み、左にあるのがこの坂です。




ポイントB
こんなかわいいマンホールがありました。




島崎藤村旧居跡
普通のマンションの端っこに石碑が立っています。その上の碑文に東京タワーが映っているのが不思議な感じでした。



植木坂
ここを右に折れると植木坂に入ります。江戸時代にはこの一帯に植木商が住み着いていたとか。




鼠坂
ここから先は道がさらに細くなり、鼠坂と呼ばれる坂につながります。江戸の人は細い坂道を鼠坂と呼んだそうで、ほかにも2カ所ほど残っているとか。

池波正太郎の「鬼平犯科帳」や「麻布ねずみ坂」は、こちらの鼠坂を舞台にしているそうです。

そういえば彼は、ここからすぐの飯倉の交差点の角にある横濱屋の常連だったと、オレンジページの取材でお店を訪れた時に聞いたことを思い出しました。





こちらが鼠坂の入り口。右を向くと東京タワーが見えます。




もと来た道を戻り、ロシア大使館を過ぎて最初の道を右に曲がります。こんなところにきれいなお店が…?と思ったら、化粧品屋さんでした。どうやら韓国のお店のようです。

日本経緯度原点
日本国内の測量の基準点。以前はここに東京天文台があったそうで、関東大震災で子午環が崩壊したため、現在は礎石が残っているのみ。今でも「日本経緯度原点標」が置かれています。




アフガニスタン大使館
なにやらきれいな建物が見えると思ったら、アフガニスタン大使館でした。以前はこのすぐ近くにアメリカンクラブがあったことを考えると、ちょっと不思議な気持ちになりました。




ポイントC
アメリカンクラブがあった辺りは今、工事中です。マンションが建つようです。




ポイントD
少し戻って、真浄寺の手前で右に曲がります。東京タワーが見えてきました。




東京タワー
飯倉の交差点で桜田通りをわたり、そのまま道なりに進むと東京タワーです!というわけで、2010年のライトアップをパチリ。





東麻布というと、静かでちょっとお洒落な住宅街、というイメージでしたが、タヌキだのイタチだのが名前の由来だったり、鬼平犯科帳の舞台があったり、島崎藤村が住んでいた跡地があったり、日本国内の測量基準点まであって、全く違った一面を垣間見ることができました。散策ってしてみるものですね。