08/07/10 (Sat)
パソコンをびっくりするほど速くする方法
最近またパソコンがすごく重たくなっていたので、急ぎの仕事をしている最中に何度も半フリーズ状態に陥ったのをきっかけに、常駐ソフトを徹底的に減らしてみたところ、びっくりするほど軽く速くなりました。フリーズどころかノイズも消えて静かになり、マウスにいたってはスムーズに動きすぎてポインタの速度を少し遅くしたほどです。ここまで快適になったのは本当に久しぶり。

私の場合、特に効果があった処理は大きく分けて次の2つでした。

1. 音楽映像再生ソフトの自動処理プログラムの無効化
2. Windows Update/Microsoft Updateの自動プログラムの無効化

それにしても、パソコンを死ぬほど重くしていた犯人達の多くがQuickTime、Windows Media Player、RealPlayerといった音楽映像再生ソフトの常駐プログラムだったとは。これらは誰でも持っているほど浸透しているので、ほとんどの人のパソコンに常駐していると思われます。「Ctrl + Alt + Del キー」を押してタスクマネジャーを開き、「プロセス」タブをクリックして、そこに「realsched.exe」、「qttask.exe」、「wmpnscfg.exe」、「MsPMSPSv.exe」などが出てきた人は常駐されています。

これらはスタートアップメニューに入れていなくてもパソコンをスタートするたび勝手に一緒に起動し、そのままずーっと居座って無駄にメモリーを消費し続け、しかもうさんくさい送受信までこっそりとやっているらしいです。特にRealPlayerは強引な情報収集をしていて、スパイウェア同然とみる人も多いとか。

重たいうえに不審なこの常駐プログラムたちを徹底的に駆除して、快適かつより安全なパソコン環境にする方法を、備忘録としてまとめてみました。パソコンが重くてイライラしている方は自己責任でやってみてください。ちょっと面倒くさいと思われるかもしれませんが、迷惑きわまりない常駐プログラムが1つ1つ消えていくのを見るのは、結構快感です(笑) あ、消えたかどうかを確認するためにも、タスクマネジャーは開いておいてくださいね。それと、いうまでもなく、スタートアップメニュー(「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「スタートアップ」)にこれらが入っていないことが大前提です。

1. 音楽映像再生ソフトの自動処理プログラムの無効化

まずは悪名高いRealPlayerの自動処理プログラムを完全に無効化します。ちなみにこの常駐プログラムは、ファイルやレジストリの削除だけではいつの間にかしつこく復活してしまうらしいので、本体で自動処理を止めておくことが重要です。

RealPlayerを立ち上げ、メニューの「ツール」⇒「環境設定」⇒「自動サービス」⇒「オートアップデート」の「重要なアップデートを自動的にダウンロードおよびインストールする」のチェックを外します。

次にシステム構成ユーティリティのスタートアップから外します。 「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」に「msconfig」と入れてシステム構成ユーティリティを開き、「スタートアップ」タブの「realsched」のチェックを外します。

続いて、問題の「realsched.exe」を削除します。これは常に稼働していて通常モードでは削除できないため、セーフモードで再起動します。そしてディレクトリ"C:\Program Files\Common Files\Real\Update_OB"を開き、その中にある「realsched.exe」を削除します。(プレーヤー自体を削除するわけではないので安心してください)

セーフモードのままレジストリも削除します。「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入れてレジストリを開き、"HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run"の中にある「realsched.exe」を削除します。終わったら通常モードで再起動。

*これでタスクマネジャーから「realsched.exe」が消えます。

次はQuickTimeです。この「qttask.exe」とやらもかなりしつこいクセモノで、私は以前、msconfigのスタートアップから何度もチェックを外したのに毎回ゾンビのように復活し、なんなのーこれーと思いつつもあきらめた、という経験があります。これもやはり本体の設定を変更していなかったことや、ファイル自体を無効化していなかったからのようです。

まずはQuickTimeを立ち上げ、メニューの「編集」⇒「設定」⇒「QuickTime設定」⇒「更新」タブの「自動的に更新を確認」のチェックを外します。続いて「ファイルの種類」タブの「関連付けが変更されていたら知らせる」と、「詳細」タブの「システムトレイにQuickTimeアイコンを入れる」のチェックも外します。

次に「qttask.exe」をダイレクトに無効にします。ディレクトリ"C:\Program Files\QuickTime"を開き、すぐ下にある「QTTask」のファイル名を変更します。(私は「disable_QTTask」にしました) 拡張子が表示されている場合は、「.exe」を消さないように注意してください。

最後に、システム構成ユーティリティのスタートアップから外します。(私が前に失敗した処理です) 「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」に「msconfig」と入れてシステム構成ユーティリティを開き、「スタートアップ」タブの中の「qttask」のチェックを外します。今回はめでたく復活しませんでした。

*これでタスクマネジャーから「qttask.exe」が消えます。

Windows Media Playerの常駐を解除します。こちらもRealPalyerなどと同様に、まずは本体の設定を変更しておきます。Windows Media Playerを立ち上げ、メニュー(出ていなければAltを押す)の「ツール 」⇒「オプション」⇒「ライブラリ 」⇒「共有の構成 」の「メディアを共有する」のチェックを外します。

次にサービスを無効・停止にします。「スタート」⇒「マイコンピュータ」を右クリック⇒「管理」⇒「サービスとアプリケーション」⇒「サービス」を開き、リストの中から「Windows Media Player Network Sharing Service」を探し、右クリックしてプロパティを開き、スタートアップの種類を「無効」にします。次に「WMDM PMSP Service」を探して右クリックし、スタートアップの種類を「手動」に、サービスの状態を「停止」に変更します。

最後にレジストリの処理です。「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入れてレジストリを開き、"HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MediaPlayer\Preferences\HME"の中にある「DisableBrowse」をダブルクリックして開き、値のデータを「2」に変更します。

*これでタスクマネジャーから「wmpnscfg.exe」、「MsPMSPSv.exe」、「WMPNetwk.exe」が消えます。


2. Windows Update/Microsoft Updateの自動プログラムの無効化

タスクマネジャーのプロセスに時折姿を現す「wuauclt.exe」を見ると、結構メモリを食っていることがあります。「wuauclt.exe」とはWindows UpdateやMicrosoft Updateの履歴を監視するプログラムで、年がら年中マイクロソフトと交信しているせいか、1日に何度かメモリ使用量がぶわぁ~~っと大きくなって、作業に支障をきたします。

正常な状態であれば通常は1~2分でまた小さくなるものの、「自動更新」に設定している場合、パソコンを終了する時に更新プログラムがインストールされるせいか、次のパソコン起動時にしばらく重たくなるのも非常に迷惑です。

「wuauclt.exe」をタスクマネジャーから完全に消してしまいたい場合は、自動更新を無効にします。(つまり定期的に手動で更新する必要があります)

まず、「スタート」⇒「マイコンピュータ」を右クリック⇒「プロパティ」⇒「自動更新」タブを開き、「自動更新を無効にする」にチェックを入れてOKをクリック。

次に、「スタート」⇒「マイコンピュータ」を右クリック⇒「管理」⇒「サービスとアプリケーション」⇒「サービス」を開き、リストの中から「Windows Update」を探し、右クリックしてプロパティを開き、スタートアップの種類を「無効」に、サービスの状態を「停止」に変更します。  

最後に、ディレクトリ"C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\DataStore"を開き、このフォルダ内のすべての内容を削除します。

とはいえ、自動更新を無効にしておくことにはリスクがあるので、自己責任でお願いします。また、きちんと定期的に手動で更新するのをお忘れなく。

*これでタスクマネジャーから「wuauclt.exe」が消えます。


ちなみに私はこの他に、「TangoService.exe」(フレッツ接続ツール)、「cisvc.exe」(Indexing Service)、「netdde.exe」(Network DDE DSDM)、「NvCpl.exe」(NVIDIAドライバ)なんかも必要ないので無効にしました。すっきり~。