08/24/10 (Tue)
パソコンの速さを保つ方法 - iTunes 編 -
パソコンをびっくりするほど速くする方法」でご紹介したように、不要な常駐プログラムを削除してからというもの、パソコンが劇的に軽くなって快適に過ごしております。でも、快適さを保つには常にタスクマネジャーをウォッチしている必要があるんですよね。というのも、常駐プログラムというのは急に出現して、そのまま居座るものがほとんどだからです。ほんと、油断も隙もないです。

パソコンを起動したときにタスクマネジャー(「Ctrl + Alt + Del キー」を押す)も開いてみて、何か見慣れないものがないかチェックしておくようにします。慣れてくると、新しいものが出てきてもすぐにわかるようになります。特に、新しいソフトをインストールする時にタスクマネジャーを見ながらやると、どんなプログラムがどれだけ一緒に付いてきたかがよくわかります。もちろんそれは、「えーこんなにたくさん!?」と驚くためではなく、いらないものを速攻で停止するためです。

とはいえ、iTunes をインストールした時に一緒に現れた数々の常駐プログラムを見た時は、その多さに「ええ~~~!」と驚いてしまいました。いまだかつてこんなに多くのプログラムが一気にインストールされたことはありません。アップルって…。おまけに私の大嫌いなqttask.exeもしっかり再生されるし。ま、これについてはすぐさま処理したので(詳しくは「パソコンをびっくりするほど速くする方法」をご覧ください)大丈夫でしたが。

ご参考までに、私のパソコンに現れた見るからに重そーなプログラムたちは次の通り。(詳細についてはこちらをご覧ください)

AppleMobileDeviceHelper.exe
AppleMobileDeviceService.exe
distnoted.exe
iPodService.exe
iTunesHelper.exe
mDNSResponder.exe
qttask.exe

すごいです。ほっとくと、これらに加えて iTunes 自体のプログラムがすべてパソコンの起動時に一緒に出てきて常駐するわけです。たとえスタートアップから外していても、プログラム自体は毎回起動して常駐するので、当然パソコンは重たくなります。ここで、コントロールパネル(「スタート」⇒「コントロールパネル」)の「プログラムの追加と削除」も見てみると、

Apple Software Update
Apple Application Support
Apple Mobile Device Support
Bonjour

…と、iTunes 以外に4つもプログラムが増えていました。というわけで、iTunes をインストールすると、数々のプログラムもごっそりと付いてくるのです。こんなものは、次回パソコンを起動する前に、さっさと処理してしまいましょう。備忘録として、私が行った処理を書いておきます。iTunes を入れてからパソコンが重たい…という方は、自己責任でやってみてください。

[ プログラムの追加と削除 ]
- Apple Software Update
まずはこれ。これまでにも何かにつけて勝手にインストールされ、そのたびに削除してきた代物なので、「今回もやはり付いてきたか…百害あって一利なしだな」と思っていたら、どこかのサイトでも「これは百害あって一利なし。問答無用で削除」と書いている人を見つけて笑ってしまいました(笑) 「プログラムの追加と削除」で削除します。

- Bonjour
最初何なのかと思いました、これ。iTunes のデータをネットワークで共有する時に使われるプログラムのようなので、共有しない場合は必要なし。私は削除しました。これを削除した後に iTunes を開くと、「Bonjourがないけど?」みたいに言ってくるメッセージが1度だけ出てきますが、無視すればOK

- Apple Application Support
これは、iTunes が起動するために必要なプログラムなので、削除してはいけません。

- Apple Mobile Device Support
これも、デバイスとつなげる際に必要なので、iPad を使う私は削除しませんでした。

[ 常駐プログラム ]
- iTunes.exe
- iTunesHelper.exe
- qttask.exe
パソコンの起動時にこの3つが起動しないよう、「スタート」⇒「ファイル名を指定して実行」に「msconfig」と入れてシステム構成ユーティリティを開き、「スタートアップ」タブの「iTunes」、「iTunesHelper」、「qttask」のチェックを外します。(上にも書いたように、「qttask」についてはこれだけでは不十分なので、詳しい処理については「パソコンをびっくりするほど速くする方法」をご覧ください)。

- iPodService.exe
iTunes 絡みで最も嫌われている超しつこいプログラムです。というか、不死身(?)という意味では「qttask.exe」を上回るゾンビ中のゾンビですね。「スタート」⇒「マイコンピュータ」を右クリック⇒「管理」⇒「サービスとアプリケーション」⇒「サービス」でサービスの状態を「無効」にしても、その後 iTunes を1回立ち上げるだけで何と勝手に「手動」に書き換えてしまうし、iTunes を閉じても「iPodService.exe」は残って常駐し続けるし(これもひどい話だ)、極めつけに、"C:\Program Files\iPod\bin"に行って中身を全部削除したり、「iPodService.exe」をリネームしても、iTunes を立ち上げるとインストーラーが出てきて勝手に再インストールされるという…、本当にたちが悪いプログラムです。

これはもう事実上、無効にすることは不可能なのかな??とギブアップしかけたのですが、iPad はこれがなくても普通に動くので、無駄に残すのはやっぱり悔しい。ということで、こちらもしつこく考えていたら、あることに気づきました。そうか、何をどうやっても「iPodService.exe」が立ち上がるのを止められないのなら、「iPodService.exe」自体を意味のないファイルに置き換えてしまえばいいんだ!と。

ということで早速やってみました。まずは下準備として iTunes を開き、メニューの「編集」⇒「設定」⇒「一般」タブの「iTunes の更新を自動的に確認する」のチェックを外し、「デバイス」タブの「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れ、iTunes を閉じます。(私はiPad と自動同期したくないのでこうしましたが、したい人はもちろんチェックを入れないでください)。

次に「スタート」⇒「マイコンピュータ」を右クリック⇒「管理」⇒「サービスとアプリケーション」⇒「サービス」を開き、リストの中の「iPod Service」を右クリックしてプロパティを選び、サービスの状態を「停止」にします。

そして、"C:\Program Files\iPod\bin"に行き、「iPodService.exe」のファイル名を変更します。私は「disable_iPodService」にしました。拡張子が表示されている場合は、「.exe」を消さないようにご注意を。

では、ここでメモ帳を開き(「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「アクセサリ」にあります)、ファイル名を「iPodService.exe」として"C:\Program Files\iPod\bin"に保存します。ファイル名に「.exe」と入れることで、メモ帳はアプリケーションファイルに変換されるわけですが、中身はブランクなのでファイルサイズはゼロ。もちろん開かれてもなーんにも起きません。次回からは iTunes を開いてもこのダミーのファイルを「iPodService.exe」だと認識して実行するので、プログラムは起動しないし、タスクマネジャーにも出てこなくなります。やった!

- mDNSResponder.exe
これは、「Bonjour」を削除した時点で自動的に消えます。

- AppleMobileDeviceService.exe
これが動いていないと iTunes はデバイスを認識できないため、iPad につなげる目的で iTunes を開く私には必要です。「スタート」⇒「マイコンピュータ」を右クリック⇒「管理」⇒「サービスとアプリケーション」⇒「サービス」を開き、リストの中の「Apple Mobile Device」を右クリックしてプロパティを選び、スタートアップの種類を「自動」、サービスの状態を「開始」にしておきます。

- AppleMobileDeviceHelper.exe
- distnoted.exe
これらはパソコン起動時には出てこないし、iTunes を閉じた後は自動的に消えるので、このままでOK。

まとめると、

[ 削除したもの ]
- Apple Software Update
- Bonjour
- mDNSResponder.exe

[ 無効にしたもの ]
- iPodService.exe

[ パソコン起動時に開始しないようにしたもの ]
- iTunes.exe
- iTunesHelper.exe
- qttask.exe

[ キープしたもの ]
- Apple Application Support
- Apple Mobile Device Support
- AppleMobileDeviceHelper.exe
- AppleMobileDeviceService.exe
- distnoted.exe

となります。

ふぅー。パソコンを軽く速く保つためには、受け身じゃだめですね。戦わねば(笑)