11/14/12 (Wed)
脳には妙なクセがある
読書の秋~♪ということで、本をいっぱい買い込んで順繰りに制覇しているのですが、特に面白かったのが「脳には妙なクセがある」でした。読んで字のごとく、「脳のクセ」がたくさん書かれているのですが、それが実に面白く、ためになるのです。

たとえば、ある実験で、「アガサ・クリスティが生涯に書いた長編小説の数」を質問したところ、答えの平均は51冊でした。正解は66冊。しばらく時が経ってから、同じ人に正解を伝え、「あの時あなたは何冊だと答えましたか」と聞くと、答えの平均は何と63冊に増加するそうです。

これはつまり、自分は正解に近い答えを出していた、と思い込んでいるためだそうです。これと似た実験結果はたくさんあって、人は「自分はわりと正しくこの事態を予測していた」と勘違いするクセがあるんだとか。これは「後知恵バイアス」と呼ばれる認知ミスだそうです。

こんな感じで、さまざまなクセを知るうちに、脳がいかに錯覚や思い込みや都合のいい補完なんかを無意識かつ日常的に行っているかがよーくわかってきます。これを踏まえて、自分の思考パターンをちょっと振り返ってみると、何だかほとんどが錯覚や思い込みのうえに成り立っているような気がしてきて、妙に冷めてきます(笑) The truth hurts.