12/19/15 (Sat)
原油価格とFRBの利上げ
今年、テレビで録画した金融関連のコメントの中で、「プロテクト設定」までして大切に保管しているものが2つあります。1つは原油安、もう1つはFRBの利上げに関するコメントです。今年は原油安が進行し、長く待たれていたFRBの利上げも遂に2日前に実施されました。

利上げについてはすでに終わったことで、市場の焦点はすでに来年の利上げのペースに移っているわけですが、私がこのブラインダー元FRB副議長(現プリンストン大学教授)のコメントを録画したのは10月で、市場では「今年はもうやらないのかも」というムードが広がっている時期でした。

それでも、1994-1996年までFRB副議長を務め、イエレンFRB議長をよく知る人物と言われるブラインダー氏のコメントは非常に説得力があり、市場がどう考えようが雇用統計がよほど悪くないかぎりFRBはやるに違いないと確信したので、記念に(?)とっておいたのです。

記録として簡単にまとめると、次のようになります。非常にシンプルですが、FRBと市場のズレに関するインサイトなど、いま読んでも参考になります。


いま話題の原油安については、中原伸之さんのコメントを今年1月(もう1年近く前ですね!)に録画しました。中原さんは「父親と親子二代で石油大手東燃の社長を務め、学生時代から原油価格の動向を研究してきたプロ中のプロ(テレビ東京)」だそうですが、そうしたキャリアに加えて、一見して只者ではないとわかる雰囲気を漂わせていたので、非常に貴重な意見だと思い、ずーっと取っておいたのです。そこで中原さんがおっしゃっていたポイントも簡単にまとめてみました。


長年、原油価格を見てきた方だけあって、100年間というタイムスパンがポンと出てきました。その後、原油価格はいったん40ドル台で反発しましたが、ここへきて30ドル台にまで下落しています。需給バランスが改善しないなら、20ドルを試す日も来ると思います。中原さんの「底値は16ドル」という言葉は、1年近く経ったいまも生きています。