12/07/2005
青空をきれいに撮る - 夜間編


先日やっと「クリスマス色(赤・赤・緑)」のエンパイアを撮ってきました。実はこのエンパイア・コレクション、もう17枚に及ぶのに、クリスマス色だけはまだありませんでした。

というわけで、きょうは「青空とのコントラストが低いものを組み合わせる」の3番目、「時間帯を変える」について考えてみます。前回の被写体の明るさを空に近づけよう、に対して、今度は空の明るさを被写体に近づけよう、というわけです。

きょうの写真(左下)は、「空と被写体の明るさがピッタリ一致」する、 1日のうちたった数分間しかない時間帯をねらったショットです。これは日没から20分~25分後の数分間で、真っ暗になる直前に実に美しい青色に輝く空と、すでにライトが点いて「発光体」となったエンパイアとが、ちょうど同じ明るさになる時間帯です。(日没時間はこちら

同じ明るさとは、露出をプラスに上げてもマイナスに下げても、空とエンパイアが「ともに」ベターな方向に補正される、という意味です。つまり、あちらを立てればこちらが立たず、となりがちなカメラさんに対して、自ら完璧な状態を提供して差し上げているわけでございます。ふぅー。ということで、きょうの写真(左下)は「三脚+タイマー+ISO200+露出補正プラス3分の1」で撮ったものです。これまでをまとめると、

  1. 光の当たった被写体を組み合わせるためにテクテク移動する
  2. 画面上のバランスを変えるためにカメラを上下左右に動かす
  3. あげくの果ては時間帯まで合わせてさしあげる…


の3つになります。ここで、あれ?コントラストを下げるために頑張るのはいつもカメラさんではなく、自分の方じゃない?と気づきます。カメラさん、あなたはナニサマ?状態と言ってもいいでしょう。このように、「自分自身が主体となって調整する」というのが上手なカメラさんとの付き合い方なのです。(←私の結論)

最後に、もう恒例となりつつある(?)ボツ写真公開です。右側の写真です。…うーむ。エンパイアは真っ暗な空に悲しく埋没しております。この状態でいくら露出を上げても光が少なすぎて空は明るくなりません。たかが数分で空ってこんなに変わるのです。人生も写真もタイミングが大事ですね。