12/26/2005
動くものの「瞬間」を撮る


前回が「動くものの「経過」を撮る」だったので、今回は「瞬間」を撮ることについて書いてみます。写真を撮った後に見直してみて、「ああダメだ、動いちゃった~」となったことはありませんか。特に子供や動物なんかは、カメラを向けてもなかなかじっとしていてくれないものです。でもそこを何とかブレブレ(あるいは心霊写真)にならずに撮る方法は、

  1. コンティニュアスAFモードにする


…これだけです。簡単ですね~。というわけで、下の写真を見てください。これは、セントラル・パークのとある地点で、びゅぅーーーーん!!!と風の様に現れては消えていく、サイクリングを楽しむというよりは、競輪選手みたいなニューヨーカー達の写真です。

実際、彼らのスピードはものすごかったです。もう一瞬で視界から消えて行きます。でもワケあってどーしても彼らの姿を「はっきりと」写真に収めることをおおせつかっていたワタクシは、仕方なく初めて「コンティニュアスAFモード」に挑戦したのでした。するとこのように見事にピタッ!と止まっているようにはっきりと収まってくれたわけです。

通常は、シャッターを半押しにするとピントがそこでロックされます。言い換えると、半押しにした状態でカメラを動かしても、ピントを合わせた場所は変わりません。ところが、もしピントを合わせた後に被写体が動いてしまったらどうなるでしょう。そう、被写体はまるで心霊写真のようにぶわーーんと薄く広がり、ピントを合わせた意味は全くなくなります。

それに対してコンティニュアスAFは、シャッターを半押しにしている間じゅう、被写体に対してピントを調整し続けてくれるのです。つまり、被写体の動きに合わせてカメラを動かせば、それに合わせてピントも動いてくれるわけです。ただし「カメラを動かす(=半押しにした部分を移動させる)」のがあなたのお役目であること、デジカメ特有の「タイムラグ」を考慮して早めにシャッターを切ることはお忘れなく。(結局のところ、狙った構図に収めるには、被写体の動きに負けない反射神経は必要デス)

動き回る子供や動物を撮る場合は、コンティニュアスAFモードに設定し、シャッターを半押しにしたまま相手の動きをカメラで追いかけながら構図を調整し(ちょうとビデオを撮る感じ)、ベストと思うタイミングで(厳密にはその一瞬手前で)最後まで押すわけです。