12/12/2005
素人写真から学ぶ - 無駄の多い写真


最近仕事が忙しいのにもかかわらず、嘘みたいに更新しております。なぜならワタクシ、忙しい時ほど更新するクセがあるからでございます。(←単に現実逃避)

何はともあれ、きょうは「素人写真から学ぶ」の第2回目ということで、「無駄の多い写真」について説明します。これは写真のフレーム内に「無駄なスペース」やそれに付随する「無駄な物・人」が入ってしまった写真のことで、個人的には素人写真の悪い例として最も多いものだと思っています。

ということで、きょうの写真はメトロポリタン美術館の廊下を上から撮ったものです。右側はボツ写真、正確に言えばこのコーナーのために意図的に撮るようになった意図的ボツ写真(?)です。

見比べていただけばおわかりの通り、ボツ写真の方には下の白い手すりや上の天井、左右、特に向かって左手前の壁といった無駄なスペースが入っていることで全体のバランスが崩れ、焦点となるべきテーマ(ここでは「美術館の廊下を歩く人々」)がぼやけてしまっています。 見せたい部分を効果的に見せるには、無駄な部分を切り捨てて、全体をスッキリとまとめることが大事だと思います。フレームの四隅にきっちりと目を配って撮られた写真というのは、テーマが明確になるだけでなく、撮り手の丁寧さが伝わってくるため見ていて心地よいものです。