12/27/2005
顔に映った影を消す


いーと…すみません。告白致しますと、きょうはボツ写真しかございません。下の写真がそれでございます。そう、きょうのタイトル「顔に映った影を消す」の反対で、思いっきり影が映っております。

前に「青空をきれいに撮る 【昼間編】」などでも書いたように、明るいものと暗いものを組み合わせて撮るのは意外と難しいものです。お天気の良い日に外で人を撮る場合なども、それに相当します。

人の場合、順光だと眩しすぎて撮られる側が困っちゃいますし、かといって別な方向から陽射しを受けると顔に影ができてしまいます。よくあるパターンで一番困るのが、女性が被写体の場合に、髪の毛(特に前髪)の影が目の周りに映ってしまい、まるでデビルマン(古っ)状態になることです。

そういう時、ちょっとした小ワザを使うと醜い影をスッと消すことができます。え?フォトショップで消す?違いますよぉー。答えは、

  1. フラッシュを焚く


です。ホントにこれだけ。明るい陽射しの下でフラッシュを焚く、という発想は意外かもしれませんが、フラッシュとはむしろこうやって小ワザ的に使うべき機能なのです(と私は思う)。このように、明るいところでフラッシュを強制発光させ、手前の暗い被写体を補助してやることを 日中シンクロと言います。

前にスローシンクロについて書きましたが、まあ発想から言ってあれの親戚みたいなもんです。共通しているポイントは、「前も後ろも明るく撮りたい」です。

ひとつ重要な注意点は、フラッシュの明るさを調節できるデジカメの場合、光を最も弱いレベルに下げておくことです。あまりドバッと当ててしまうと、デビルマンは避けられても、今度は鈴木その子さんみたいにマッチロになっちゃうからです。

さらに私の経験では、一番弱く設定してもまだ強すぎる場合が多いため、「ミクロ写真」で書いたように、被写体から少し離れて望遠気味に撮る方法がベストです。小ワザですから、わからない程度に隠し味的に使うのが良いわけです。

尚、日中シンクロは、室内で窓を背景に人を撮る場合などにも使います。窓から光がたくさん差し込んでいるからいいや、とフラッシュを焚かない人がほとんどですが、そのまま撮ると人が真っ黒になっちゃいますのでお気をつけください。