07/04/2006
「ブレ」や「ボケ」の見つけ方


2005年12月に一気に書き上げたこのデジカメ講座ですが、半年経った現在、「チェック編」なるものを追加してみました。そう、写真たるもの、撮りっぱなしではいけません。撮ったものの粗探し…じゃなくて、チェックを念入りにし、ベストなものを選びたいわけです。

というわけで、まずは「ブレ」や「ボケ」を探してみましょう。この2つの違いがわからない方のためにご説明しておくと、「ブレ」とは、自分の手や身体が不安定なために、カメラが動いてしまったもので、「ボケ」は、ピントが合っていないものです。ま、簡単に言えば、「ブレ」は自分のせい、「ボケ」はカメラのせい、って感じでしょうか。

それでは、下の2枚の写真を見比べてみてください。「へ?ほとんど同じじゃない?」と思われた方、もっとじぃーっと目を凝らしてみてください。「あ、左の方がきれい」と気づいた方、正解です。





それでは次に、この2枚の写真をそれぞれ拡大したものを見てみましょう。おお、左の方が断然きれいですね。拡大することで、実は違いがこんなにも大きいことが明らかになったわけです。





この2枚の違いは、「ボケ」ているかいないか、です。つまり、左の写真がピントが合っているのに対し、右の写真はピントが合っていない、つまり「ボケ」ているのです。ちなみにこの2枚は、きちんと三脚とレリーズを使って撮ったものです。だから「ブレ」はないものの、ピントは必ずしも合っているとは限りません。

そう、デジカメさんの変な特徴として、ピントが合っているわけでもない時に、「合いましたよ~」の合図の音を出す、というのがあります。それも結構ひんぱんに。そう言えばうちの妹もNYに遊びに来た時、自分のデジカメで撮った写真のほぼ9割がボケていたよぉー、と泣いておりました。(液晶画面じゃ確認できないところが辛いです) やはりデジカメさんは高級アナログカメラとは違って、それほど信頼できないシロモノなんですねぇ。

ところが、デジカメからパソコンに取り込んだ画像は、勝手に縮小表示されるため、ボケている写真が目立たなくなってしまいます。でも、実はボケているわけですから、そんな写真をそのままウェブサイトなどにアップしてしまうと、何とな~く美しさが足りない感じを見る人に与えてしまいます。

これを解決するには、上でやったように、「拡大」を活用します。拡大といっても、たいていは100%の大きさに戻すだけで十分でしょう。ただ、画像的に見づらい場合や、「何としてもボケを排除するぞ!」という細かい性格の方(?)は、 200%に拡大すると完璧です。

通常、「ブレ」は「ボケ」よりも比較的見つけやすいのですが、ぱっと見てわからない場合はやはり、拡大することで発見できます。

ということで、この「ブレ」や「ボケ」を排除することにより、美しく撮れた写真だけを残すことができます。 1つだけ難を言うとすれば、ま、メンドクサイ、ってことでしょうかね。え?排除したら何も残らなかった?そ、それは…(笑)